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会期中に行なわれたパフォーマンス〈静かに、あるいは大げさに〉は、
3人の参加者とルールを共有し、それにのっとり展示会場にいてもらう、ということをしている。
ルールは、
会場内に1人 特定の対象を設定し、その相手にむけて ある感情や関係性を想定し接すること。というもの。



この作品は、関係性というものが
・多くの場合、両者間の共通認識により保たれるが、実際 互いの認識が同じであることは まれ
・しかしそれを確認し合うことは、野暮とされることが多い(認識の擦りあわせ、齟齬の確認など)
 ということへの関心から、着想を得ている。


小坂自身は、そもそも人格や関係性などは日々変化している流動的なものであると考えているが、
安定したものというテイで利用されること、それによる悶着の発生にも関心がある。こうしたことはままある。
関係性という語は、今回に限り 親密性と置き換えることができるかもしれない。



 
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【 作品全体の流れ 】

参加のお誘い → 事前 打ち合わせ → <当日> → 事後 打ち合わせ → 記録まとめ、記録媒体の制作

* 2019 07~ 現在、WEBページにまとめるほかに、記録媒体の制作をすすめている
* 事後 打ち合わせで話した内容は、音声で記録をしており、現在それを書き起こす作業をしている
* 記録媒体は、物として残せるかたちにしようとしている。当日の細かな内容は、制作物にまとめていく
* 2020 04   記録としての本が完成する



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・事前 / 事後の メールでのやり取りや打ち合わせは、各参加者と作家間でのみ行なわれている。
・参加者をグループとして扱わない。参加者同士での交流の場は設けない。
・ほかの参加者については具体的なことは伝えず、当日もひとりで始めてひとりで終える。個人プレーを基本とする。
・これまで似た形式の作品を何度か発表してきたが(下部にまとめて記載)上記の点が、いままでと異なる部分となっている。
・参加者同士で共犯関係を結ぶこともできるようヒントも用意したが、それらを利用するかは参加者に委ねている。
 

 

【 過去に行なった、今回と似た形式のパフォーマンス 】

・少人数の参加者とルールを共有し、鑑賞者に紛れながら行なう
・ルールは可視化されにくく、参加者と非参加者の区別がつきにくい
・予行はせず、当日 即興的に行なう(事前に話し合いの時間は設ける)

 


2017.11〈補完、あるいは置き換え〉
2017.09〈サイクルを見つけるための唯一の方法は、あなたが目撃者になることです。〉

2016.07〈ここでのブギウギ(ここは車の中ではない)〉
2016.05-06〈それを隠しても曝しても〉

 





 

44:30- 〈補完、あるいは置き換え〉について

8:30- 〈サイクルを見つけるための…〉について

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